「つくおき」はプロの「仕事」です。ママのやる「家事」ではありません。

こんにちは。BeBRAVE.Sビーブレイブエスの明正明美です。

ワーキングマザーのみなさんは、ちまたにあふれる「作り置きおかず」いわゆる「つくおき」の本を手にとってみて、やってみようかな…と思ったことはありますか?

平日のごはん作りしんどすぎる…休日に作り置きしておけば、平日は汁物やサラダを作ればいいだけ…とか思ったりしてませんか?

もうすでに本を購入したのだけど、作るヒマがないという方がもしかしたらいらっしゃるかもしれません。

あるいはいっぺん作ってみて、無理!と思われた方もいるのではないでしょうか?

そうなんです!

作り置きというのは、プロの仕事です。

プロが「仕事」としてやるものなんです。

ママがやる「家事」じゃないんです。

つくおきの本に書いてある3時間で10品以上というのは、栄養士とかシェフ経験のある人とか、調理のプロだからできることなんです。

私は株式会社アイナロハさんが企画してるファミリーバランスサポーター(FBS)の研修を受けて、サポーターの一員として活動させていただいていますが、FBSの他のメンバーはみな調理のプロです。栄養士・管理栄養士の資格を持ち、調理職歴のある方ばかりです。また、資格はなくとも研修を受け、日々訓練を重ね、食品衛生責任者講習を受けている人がほとんどです。

あの伝説の家政婦タサン志麻さんでさえ、シェフ歴10年以上の志麻さんでさえ3時間10品なんです。

素人のママができることではありませんし、することでもありません。

3時間というのは、すごく貴重な大きな時間です。

3時間あれば、好きな本も読めるし、子どもと映画だって見られます。

お気に入りのカフェでおいしいコーヒーや紅茶を飲んでゆっくり過ごすこともできます。

行政書士試験さえ受けれますよ…(午後からの半日なんで)

パパとデートだってできますよ。

3時間だけならベビーシッターもそれほど高くはありません。

市町村のファミサポなら2500~3000円ほどです。

こんな貴重な3時間をつくおき料理で費やしてしまうのはあまりにもったいないことです。

ママがやる場合、お買い物だってあります。

片付けとか、子どもが泣いたとか、なんやかんやで半日から1日つぶれます。

やったところで激疲れです。

へとへとになります。

つくおきなんて、家政婦さんとか、料理・家事代行にまかせとけばいいんですよ。

お金が…と言うなら、パパにでもやってもらえばいいんです。

さもなきゃ、毎日の食事なんてスーパーのお惣菜と缶詰とレトルトや冷凍食品でいいんです。

サバの水煮缶でササっと1品なんて作らなくていいんです。

サバの味噌煮缶をドドンと食卓にそのまま出せばいいんです。

それだって、ママだけが準備するんじゃなくて、パパとか小学生のお子さんとかも当番でやればいいんです。

難しいことをやろうとするからママじゃなきゃ…ってなるんです。

家族が当番でカンタンなものを準備したり、お惣菜を買ってきたり、外食したり、料理・家事代行をたのんだり、組み合わせて食事をまかなえばいいんです。

食事のオプションは無限です。多彩です。こうでなきゃ!なんてものはありません。

最後にもっぺん言いますよ。

つくおきなんてのはプロの仕事です。

タサン志麻さんでさえ、家ではつくおきなんてしません。

つくおきは家事・料理代行にまかせてください!

ママと家族の貴重な時間をつくおきなんかで費やしてはいけません。